世界一情熱的なラグビーチームGpassionersの針路

愛知県瀬戸市を拠点に活動する世界一情熱的なラグビーチーム「Gpassioners」。2030年に世界のトップクラブチームとなるべく、日々熱く活動している。
2021年10月のチーム創設から約1年半が経過。メンバーセレクションや強豪とのチャレンジマッチを振り返りながら、やるか、めっちゃやるかを掲げる、代表の松下に、これからのビジョンを聞いた。(インタビュアー:岡田淳)

岡田)創部から約1年半が経過したわけですが、そもそも、なぜGpassioenrsというラグビーチームを創ろうと思ったのですか?

松下)「狂ったように情熱的なラグビー」がやりたいと思ったからですね。「生命が脅かされるようなスリル」「全く想像できない景色」「瞬間的な感情の爆発」など 、 私の大好物が溢れるラグビーチームを創りたくなったので 、創りました 。詳細はnoteのとおりです 。

岡田)代表の松下さんが何を考えているのか伺いたいと思います。まずはGpassioenrsがどういうチームなのか聞かせてください。

松下)Gpassioenrsは「やるか、めっちゃやるか」でラグビーに没頭する人間が集まるチームです。スキルやキャリアに関係なく、飽くなきチャレンジを求める人間が集う場所。人生をGainしようとする人間が集まる場所です。

岡田)人生をGainするとはどういうことでしょうか?

松下)「自分が望む人生、欲する人生を掴み、本物の人生を生きる」ということです。
私自身、誰かの期待に応えたり、周囲の評価を得るために、自分の心に蓋をして日々を過ごす時期がありました。人生なんてこんなものだろう、大人とはこんなものだろうと、他人事で20代を過ごしてきました。しかし、転職,起業,コーチングをきっかけに価値観は180°変わりました。
私は、自分が人生を通底して本当に望むもの、やりたいことを、感じるままにやり抜けばよいと考えます。他者評価はどうでもいい。一度しかない人生、自分が本当にやりたいことをやる。自分がやりたいと思うからやる。
そうやって生きていくことが、結果的に自分の人生を変えていくことに繋がる。
人生をGainすることにも繋がると考えています。
チームのなかには、今春から海外のプロラグビー選手として活動するために渡航するメンバー、会社を退職しニュージーランドへ行く決断をしたメンバーもいます。
みんな、ガンガンGainしていきますね。

岡田)Gpassioenrsにはメチャクチャ熱いメンバーが集まっていますが、どのようにメンバーを集めたのですか?

松下)最初はSNSやネットの広告を使いました。色んなメディアを活用しましたが、「やるか、めっちゃやるか」を前面に押し出して、情熱的な感覚が刺さる人にメッセージを届け続けました。ラグビーに情熱を燃やしたい人にも刺さるような発信をしてきました。また、メンバーによる紹介も効果大でしたね。情熱的な人の周りには、自然と情熱的な人が集まるということを実感しました。

岡田)「やるか、めっちゃやるか」のフレーズはGpassionersの代名詞としてファンの方にも親しまれているようですが、この言葉に込められている意味とは何でしょうか?

松下)人生は有限で1回のみ。めっちゃやる以外の選択肢があるのでしょうか?
この言葉が生まれたきっかけや意味は、共同代表の河合が年末年始のコラムで記したとおりです。Do or Do moreです。

岡田)入部される方がいるなか、この1年間で退部された方も多かったと認識しています。この点はどう考えていますか?

松下)大人になり、社会人となれば、仕事や家庭など環境は様々です。そのなかでも「やるか、めっちゃやるか」ラグビーに没頭している人間がメンバーとして残っていると認識しています。Gpassionersは、共にラグビーに本気で取り組む姿勢を大切にしていますし、コーチやトレーナーも配備し、本気でラグビーに取り組む人間に最高の環境を提供しています。

岡田)チームカラーはよくわかりました。創部の際に思い描いていたものは1年半で築けましたか?

松下)チームとしての完成度はまだまだです。2022年7月のチャレンジマッチ後は、30人程度のメンバー増を見込んでいましたが、人員もラグビーのレベルもまだまだです。一方、運営面では、9社のスポンサー様に熱い支援をいただき、Gpassionersが独自に開催するチャレンジマッチを成功させることができました。ファンの方にも暖かいご声援をいただいています。Gpassionersは、これから、さらに成長していくと確信しています。

岡田)どんな方にメンバーとしてジョインして欲しいですか?

松下)ハイレベルで情熱的でクレイジーなラガーマンにも是非加入いただきたいですが、個人的には、「自信はないけど、もう一回本気で人生をGainしたい人」「夢破れたけど、絶対に諦めたくない人」「心に炎を灯してラグビーも人生も突き進みたい人」に入部してほしいですね。Gpassionersで灯した炎で、自分の人生と多くの方の人生を明るく灯し、切り開いていく。そんな熱い仲間の姿が見たいですね。

岡田)熱いメンバーとともに、これからどんなことをしていきたいですか?

松下)強く熱いラグビーチームを創っていくことはもちろん、情熱人財と情熱企業を繋いでいくことは事業として行っていきます。また、今まで誰もやったことのないことを、誰もやったことのない方法で創りたいと思っていて、持たざる者が溢れる情熱と努力で名を揚げられるような環境を築きたいと考えています。ラグビー以外でも「やるかめっちゃやるか」。Gpassionersは、プロスポーツビジネスをやるつもりはありません。組織として単純な商業価値を作りにいくのではなく、仲間とともに、「情熱の価値」を創っていきたいですね。

岡田)2023年6月24日(土)にはトップキュウシュウの覇者ルリーロ福岡とパロマ瑞穂ラグビー場にてチャレンジマッチの開催が決まっています。抱負をお願いします。

松下)対戦を快諾してくださったルリーロ福岡の皆様に心から感謝しています。ラグビー史に残るような心躍る名勝負と最高に熱いイベントを創ります。やるか、めっちゃかるか。

2022年7月9日に開催されたチャレンジマッチの様子

話を聞いた人:松下元重(まつした・もとしげ)


1985年生まれ、愛知県出身。旭野高校でラグビーに出会う。3年間ラグビーに染まる。大学時代もラグビー部に所属した後、愛知県内の企業へ就職。12年間の会社員生活を経て、30代で起業。複数の事業を持ち順風満帆な日々を過ごすなか、高校ラグビー部の同級生 河合光(Gpassioenrs共同創業者)と再会。認知科学を基にした河合のコーチングをきっかけに、自身の人生を通底する「want to」を探求する。
「生命が脅かされるようなスリル」「全く想像できない景色」「瞬間的な感情の爆発」に対して強烈な欲求があることに気付く。ラグビーをプレーすることが自身の「want to」だと確信する。これまでにない「世界一情熱的なラグビーチーム」を創ろうと決意。
2021年10月にGpassionersを創部。同日にGpassioners株式会社を設立。
座右の銘「やるか、めっちゃやるか」

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